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活版印刷とは
活字や凸版を使って行う印刷で独自の凹凸感が魅力です。

活版印刷とは古くからの印刷技術で、「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一文字ずつ拾い、組み合わせた版の出っ張っている部分にインクを付け、紙にインキを転写します。
その際に紙に圧力がかかるので、独自の凹凸がでます。
また、版に付くインキの量や場所が刷る度に異なるので刷りムラが出たり、1枚づつの仕上がりに個性が出るのも特徴です。

 

元来「活版印刷」とは活字を使用したものを指しますが、活字を鋳造するメーカーの減少や、組版技術を持った職人の高齢化などにより、本来の活版印刷は絶滅の危機にあると言っても過言ではありません。

 

そこで最近では樹脂や亜鉛、マグネシウムで凹凸の版を作り、その凸面にインキをのせて印刷する方法も総称して活版印刷と呼ばれています。これも活字同様、凹凸や刷りムラが出ることに加え、データからそのまま版を起こすことにより、活字では不可能な自社ロゴやイラスト、フォントが使えることで、主流になりつつあります。

 

アナログな作業、アナログな機械と人の手で作り上げられる活版印刷物は、平版やデジタルでは真似の出来ない表現力と味わいを持っています。そんな素敵な活版印刷は数年前からアメリカやドイツでも見直され、日本でも感性豊かなクリエイター様はじめ、ショップオーナー様、個人様に愛され用いられています。

 

活版名刺.comではサイトからのご注文は基本マグネシウム版を使用いたしております。また、工場には名刺を作るための活字も揃えております。フォントや文字組の制限などがあり、校正の必要もございますので、納期・価格ともご相談になります。ご希望の方は別途お問い合わせください。

 

また、名刺以外の活版印刷物もお受けいたしております。(B4サイズまで)
お気軽にご相談ください。

マグネシウム版活字
印刷機紹介
コメットN300 全自動プラテン印刷機 日本活字工業株式会社製
弊社の活版名刺印刷の主力機。長年使用していたコメット機を5年前に入れ替えました。
昔は挨拶状やはがき類・封筒もよく印刷していましたが、最近は名刺専門機として使用しています。
チケットの№入れもお手のものです。国産の小型自動活版印刷機の名機です。
スペック
最大印刷紙寸法 165mm×270mm
最小印刷紙寸法 39mm×78mm
最大印刷面積 155mm×270mm
印刷能力 毎時2,000~3,500枚
ハイデルベルグ T-プラテン印刷機
活版印刷といえばやはりハイデルのプラテン!と言いたくなる、かっこいい~印刷機です。
外車(機)らしいスタイルと機関車のような動きと音は活版好きならずとも惚れ惚れする男前です。
分厚い紙にも印刷可能、調整可能な力は40t!その存在だけでも価値ある一級機。弊社では厚物や寸法の大きいものに使用しています。
スペック
最大用紙寸法 260×380mm
最小用紙寸法 40×70mm



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